自律神経の不調(自律神経失調症)

このようなお悩みはありませんか?
  1. 寝つきが悪い
  2. 明け方に目が覚めてしまう
  3. 昼間眠くなってしまう
  4. 常に倦怠感があって元気が出ない
  5. 理由もなく気分が優れないことが多い

自律神経失調症とは?

自律神経の失調(乱れ)とは?

自律神経の乱れというと、精神的な不調を思い浮かべる方が多いかと思いますがそれだけではありません。
自律神経の役割を簡単にお伝えすると、身体のオン・オフの切り替えを行っています。
図のように活動している時に優位に働くべきは交感神経就寝時などリラックスしている時に優位に働くべきは副交感神経となり、両者がバランスを取り合っています。
つまり、自律神経が乱れるという事は交感神経と副交感神経がうまく機能していない状態という事です。

その自律神経のバランスがうまく取れていない状態を失調(乱れ)と言います。

特に実感しやすいのが睡眠で、副交感神経が優位になるべきなのに交感神経が優位に立ってしまう事で、寝つきが悪くなったり明け方に目が覚めてしまったりします

自律神経失調症の症状

・動悸

・発汗、寝汗

・めまい、耳鳴り

・ふるえ

・頭痛、頭重感

・食欲不振、腹痛(胃痛)、下痢、吐き気

・手足のしびれ

・筋肉痛のような痛み

・喉のつまり感(梅核気)

・全身倦怠感

など他にも無数の症状を訴える方がいます。

◎自律神経失調症と似た症状の疾患

・頭痛、めまい、耳鳴り

片頭痛(偏頭痛)/筋緊張性頭痛

・喉のつまり感(梅核気)

→咽喉頭異常感症

・腹痛(胃痛)、下痢、吐き気

過敏性腸症候群

・めまい、動悸、手足のしびれ

→過換気症候群

・頭痛、しびれ感、睡眠障害、慢性疲労、抑うつ感、動悸、めまい

→線維筋痛症

自律神経が乱れる原因

  1. ストレスを感じやすい
  2. 不規則な生活習慣
  3. 飲酒・喫煙習慣
  4. 首の筋肉の緊張が出やすい
  5. 寝る前にスマホをいじる

①精神的なストレス
仕事のストレス、対人関係のストレス、育児のストレス等、現代社会はストレスで溢れかえっています。
ストレスがかかると交感神経が優位になるので、全身の筋肉が緊張したり眠りが浅くなったり種々の不調の原因となります。

趣味やリラックス出来る相手との時間をしっかり作る事で、バランスをコントロールしましょう。

②不規則な生活
毎日就寝時間と起床時間が著しく違うと、自律神経が乱れてしまいます。
人間は夜行性ではないので、特に就寝時間が遅くなると想像以上に体への負荷がかかるものです。

お休みの日や前日も、出来るだけ平日と同じ生活を送るように心がけましょう。

③飲酒や喫煙
お酒を飲むと寝つきが良いということで毎晩飲まれる方もいらっしゃるかと思います。
確かに寝つきは良くなりますが、それは気絶に近い状態で良い眠り方とは言えません。
また、飲酒される方は寝つきは良いけど明け方に交感神経が優位になり覚醒してしまう傾向が強いです。

喫煙はニコチンが自律神経に直接作用するので、自律神経にとってかなり刺激的です。
血管の収縮や心拍数増加、血圧の上昇というリスクもあるということがわかっています。

ストレス解消のための嗜好品ではありますが、適正な摂取を心掛けましょう。

④首の筋肉の緊張
首の胸鎖乳突筋という筋肉が緊張する事で交感神経が優位になります。
この筋肉は精神的ストレスでも緊張しますが、何よりパソコンやスマホ操作時のいわゆる猫背で顔が前方に出る姿勢で緊張することが多いです。

正しい姿勢を保つことは、自律神経の乱れの予防としても大変有効となります。

⑤寝る前のスマホ
ついつい触りがちな寝る前のスマホですが、スマホやパソコンの光は交感神経を優位にしてしまいます。
また、電波や電磁波も自律神経に影響を及ぼします。
就寝時にスマホをいつもより遠くに置いてみてください。
翌朝スッキリしていたら、電波や電磁波の影響を受けている可能性が高いサインとなります。

当院の自律神経へのアプローチ

ASTAという、鍼・整体・ピラティスを組み合わせた施術でアプローチします。

鍼によって首の緊張を緩めたり、ツボを使い体内のバランスを整える事は自律神経にとても相性の良い良い刺激となります。
鍼が初めてという方にはまず1番細いものを使用します。
ほとんど痛みを伴いませんのでご安心ください。

また、整体とピラティスを併せて施術する事で姿勢の改善も行います。
姿勢が変われば身体の使い方が変わります。
正しく身体を使うことで筋肉の緊張が起こりにくい状態にする事が出来るので、自律神経の乱れも生じにくくなります。