パニック障害

このようなお悩みはありませんか?
  1. 突然、動悸や息切れ、めまいが生じる
  2. 発作中に大量の汗をかく
  3. また発作が起こったらどうしようと考えてしまう
  4. 発作が怖くて外出が少なくなる
  5. 病院で検査しても特に問題ない

パニック障害とは?

特に身体の病気がないのに、突然、動悸・呼吸困難・めまいなどの発作を繰り返すことで発作が起こることへの不安が増し、外出や行動が制限される疾患です。

パニック障害が病気として認められたのは最近のことですが、何十年も前から存在してると言われ、発症率が全人口の約1~5%と比較的多いですが認知度が低い疾患でもあるのです。

昔は自律神経失調症や心臓神経症などと似た症状であるためそう診断されることが多々ありました。

20代から30代の女性に多く、疲れやすい・ストレスを感じやすい方に発症しやすいと考えられています。

原因は不明ですが、ストレスや疲労、睡眠不足、体調不良が引き金になることもあるので脳機能の異常や心理的要因、社会的要因が関与している可能性があると言われています。

パニック障害は検査しても見つからない?

パニック障害はきっかけがなく起こります。そのため、まずは症状が近い心筋梗塞などが頭に思い浮かぶため、肺や心臓に問題があると考え救急車で運ばれます。

多くの方は循環器や呼吸器の検査を行います。しかし、パニック発作は検査をされる前に収まることが多いです。

さらに、内臓系には問題がないのですからいくら検査しても問題が出ないのです。

そのため、原因がわからないと言われ、治療方法も不明なため発作が出たらどうしようと行動が制限され、不安が積み重なっていくのです。

症状

【身体的な症状】

・動悸、めまい、息苦しさ

・冷感または熱感(発汗・震え)

・胸部の不快感

【精神的症状】

・初期不安:発作が頻繁に起こるようになることで深刻な病気にかかっているのではないかと不安になり発作に対する恐怖が次の発作の原因となる。

この症状が特徴的であり、パニック障害が発病していると認められる。

・広場恐怖症:初期不安が重篤化すると、発症時の経験や場所、状況に恐怖や苦手意識を持つようになり、肉体的・精神的に逃避行動をするようになる。

この症状により行動範囲が少なくなり、電車やバスなどの交通機関が使えなくなったり、人込みなどを歩くことができなくなる。

・死の恐怖:パニック障害の方に多いのが、突然胸が苦しくなり、動悸があり、冷や汗がドッと出て死ぬかもという不安に襲われながら病院に行くと症状が消えている。こんな発作を繰り返すことで誰にも理解されない状態を繰り返し悩んでしまうことが原因となる。

◎似た症状の疾患

更年期障害

自律神経失調症

・適応障害

・うつ病

パニック障害がなかなか改善しない理由

パニック障害の根本的な原因が脳の機能障害による自律神経の乱れからきています。

ただ、病院では薬物療法と精神療法の併用が一般的であり、数年かけて治療していてもなかなか改善しないかたも多いです。

なぜかというと、根本治療ではなく対症療法だからです。

そのため、なかなか治っていかないのです。

当院での施術

脳は中枢神経と呼ばれ、神経を統率している場所です。

そのため、神経に働きかけるような鍼刺激をいれることで、脳機能に働きかけ改善に導きます。

さらに、背骨の中を通っている脊髄も中枢神経であり脳とつながっており、背骨の歪みにより脊髄および脳の機能に障害をもたらすことも考えられます。

そのため、背骨や骨盤の矯正により障害を取り除きます。

そうすることで、薬物療法を最小限にしつつ根本的な中枢神経にアプローチすることで改善を目指しています。