膝の変形を伴う痛み(変形性膝関節症)

このようなお悩みはありませんか?
  1. 膝の内側が痛い
  2. 歩き出しや方向転換が特に痛む
  3. O脚が年々ひどくなっている
  4. 膝に水が溜まりやすい
  5. 膝関節がきしむような感覚がある

変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症は、膝関節のクッション的な役割を担っている軟骨が加齢や筋力の低下によりすり減ってしまい、周囲の組織に炎症が生じる疾患です。

初期症状は、起き上がりや歩き始めなど、動き出す際の膝のこわばりや痛みとして発生することが多いです。
もう少し進行すると、階段の上り下りや急な方向転換時に痛みが生じることもあります。

中期症状は、初期はしばらく動いていたら治まっていた痛みやこわばりが中々抜けなくなってきます。
正座やしゃがむ動き、階段の上り下りでの痛みも辛くなります。
炎症が強くなる時期でもあるので、関節に水が溜まるということも珍しくありません。

末期症状は、上記の動きでの痛みが非常に強くなり日常生活を送ることが辛くなってしまいます。
ここまで進行してしまうと、手術対象になることもあります。

変形性膝関節症の本当の原因とは?

同じように生活をしているのに、膝が痛くなる人とそうでない人がいるのはなぜでしょう?
結論から言うと、体の使い方に原因があります。

股関節や足首を動かしてみてください。
曲げたり伸ばしたり、捻ったり回したりと色々な方向に動きますよね?

では、膝関節はいかがでしょう?
曲げ伸ばし以外はほとんど動かせないですよね?

実は関節には、それぞれ役割があるのです。
つまり、股関節や足関節はしっかり動くべき関節、それに対して膝関節というのは安定すべき関節となります。

上記を踏まえて変形性膝関節症の原因をまとめると…

①股関節や足関節という本来しっかり動くべき関節の機能が悪くなる
例)股関節を曲げるのは得意だけど、反らすのは苦手
  足関節を内側に捻るのは得意だけど、外側に捻るのは苦手

②本来は股関節や足関節が働くべき動きで、膝に余計な力が入り変形していく

といったメカニズムで形はどんどん崩れてしまうのです。

当てはまったら変形性膝関節症予備軍

  1. 長座をした時に膝の後ろが床につかない
  2. 直立しても膝の内側同士がくっつかない
  3. 太ももの外側がいつも張っている
  4. 太ももの外側が太くなりやすい

1つでも当てはまったら将来的に変形性膝関節症になるリスクがあります。
言われてみたら当てはまっている方は結構いらっしゃるかと思います。

ちょっと違うなと思ったら鵞足炎かも!

そんな方はお早めに当院へご相談ください!