背部痛(背中の痛み)

- 姿勢が悪いと言われたことがある
- 重い物を扱う仕事をしている
- 長時間同じ姿勢でいることが多い
- 首や肩、腰などコリやすい
原因

背中や腰、ふくらはぎなど背面に付いている筋肉は抗重力筋と言われており、人が二足歩行になった瞬間から負荷かかることを定められた場所になっています。
そのため、原因としては、加齢による劣化や腰や背中に負荷をかける作業、背中が丸まるような不良姿勢により筋肉や靭帯、骨にダメージが加わりおこることが多いです。
ただ、内臓の問題による影響もあるので、下記に多くあてはまる場合はまず病院にかかったほうが良いと思います。
- 原因がないのにうずくまるほど痛みが出た
- どんどん痛みが強くなっている
- 尿や便を失禁する
- 楽な姿勢がない(横になる・丸まる・安静にしてもつらい)
- 吐血や血便がある
- 理由がなく体重が減った
発生頻度の多い疾患
①ぎっくり背中(腰):背中(腰)に負担をかけたことで筋肉や靭帯に損傷が生じた状態
→急に起こる強い腰痛
②椎間板ヘルニア:悪い姿勢で負担のかかる作業を行うことで椎間板の一部が飛び出し神経を圧迫した状態
→脚のしびれ、力が入らない、痛みで背骨を歪ませる
③脊柱管狭窄症:背骨周辺の組織の変形等により神経を圧迫している状態 中高年に多い
→長距離を歩けないが休むとまた歩ける、脚の痛みやしびれ
④脊椎圧迫骨折:骨粗鬆症があるため、しりもちやくしゃみでも起こることがある
→起き上がるときの腰背部に痛み、身長が縮む
⑤心筋梗塞:心臓の栄養血管が詰まってしまい栄養不足で壊死してしまう状態
→強い腰背部痛、動悸、息切れ、めまい、脱力感
⑥うつ病:不安感や落ち込みが2週間以上続き、日常生活や仕事に支障をきたした状態
→腰背部痛、抑うつ気分、食欲・睡眠の変化
もし痛みが出たらどうする?
まずは病院や整骨院、鍼灸院どこでも良いのでかかりましょう!
※国家資格をもっているところに限る
自分で調べて不安になるより、専門知識がある人に見てもらうことで安心感が得られます。
さらに内科や外科、整形外科など、何科に行けばよいかのアドバイスももらえます。

もし問診や検査等で筋肉や靭帯による痛みと判断した場合は、当院でも施術が可能です。
手技に加えて、鍼や矯正、ピラティスによるアプローチが可能なので、オーダーメイドの施術で症状(不良姿勢や悪い癖)を根本から取り除き再発しない身体作りのお手伝いをさせていただきます。