突発性難聴
- 朝起きたら急に耳が聞こえなくなっていた
- 前触れもなく聞こえづらくなっていた
- 耳鳴りや聞こえづらさが続いている
- 急にめまいがするようになった
- 最近睡眠不足や疲労、ストレスが溜まっている
突発性難聴とは?
突然、片方の耳の聞こえが悪くなる疾患です。
難聴の中で原因がわからないものの総称であり、40~60歳代に多くみられます。
原因はよくわかっていませんが、ストレスや睡眠不足、疲労、多量の飲酒、糖尿病などが先行していることが多く、音の感覚を脳に伝える有毛細胞が血流障害やウイルス感染により障害されたのではないかと言われています。
近年では増加傾向にあり、子供から高齢者にかけて幅広くみられるようになっています。
症状
前日までは問題がなかったのに朝起きてテレビをつけたら音が聞こえにくい、また電話の音が聞こえにくくなっているなど前兆がなく起こります。
日常会話に関してあまり問題のない場合もありますので難聴に気付くのが遅れる方も少なくありません。
難聴と同時または前後に、耳鳴りや耳がふさがった感じ、めまい、吐き気などの症状を伴うこともあります。
突発性難聴の症状は一度きりで、繰り返すことはほとんどありません。
ただ、治療を行わないと難聴や耳鳴りが残る場合もあるので注意が必要です。
治療方法
ステロイド薬による治療が一般的です。
ただ、ストレスによる影響が大きい場合は、安静にすることを提案されることもあります。
発症後1週間以内に、適切な治療を受けることで多くの方は改善しますが治療の開始が遅れるほど治療効果が下がり完治が難しくなってきます。
当院ではしっかり検査をしたうえで、東洋医学的な鍼と西洋医学的な鍼を組み合わせて効果の出やすい施術を行っているので治療したけど良くならない、また残ってしまっているという方は是非ご相談ください。