更年期障害
- 身体がほてりやすい
- 大量の汗が出る
- 動悸や息切れが出やすい
- イライラしやすい
- 寝つきが悪い
更年期障害って?
40代以降の男女に起こる性ホルモンの分泌量が少なくなることが原因で起こる疾患。
一般的には女性に起こる疾患という認識が多いですが、実は男性にもあるんです。
男性のイメージがない理由としては、30代から男性ホルモンが緩やかに減少し始め40歳代後半で症状が現れるため、老化現象と誤認し気づかないことが多いためと言われています。
その点、女性は男性よりもホルモンの減少スピードが早く、なにより閉経により女性ホルモンが急激に減少することも、症状が出やすい大きな要因となります。
症状
一般的に自律神経失調症と同様の症状が現れます。
【身体症状】
・ホットフラッシュ(のぼせや顔のほてり)
・動悸や息切れ
・大量に汗をかく
・むくみやすい
・血圧が変化しやすい
・耳鳴り・頭痛・めまい
【精神症状】
・情緒不安定
・イライラしやすい
・不安になりやすい
・うつ症状
・不眠
上記に加えて、男性は生殖器の機能不全(ED)、女性は生理不順が見られることもあります。
閉経後の女性では、膀胱炎や尿失禁、関節痛、無気力感なども出やすいです。
◎似た症状の疾患
・うつ病
・適応障害
治療方法
①薬物療法
減少したホルモンを補充したり、漢方を用いたりする。
②カウンセリング
心理的因子や社会的因子が関わってくることもある。
③健康的な生活
バランスの取れた食事でビタミン類を摂取したり、定期的な運動をし生活習慣を整えることで自律神経を整える。
④整体施術
身体は脳や内臓、筋肉も含め全体でチームになっており、一部の機能が落ちることで他にもトラブルが出てくる。
ホルモンは自律神経による調節を受けているので自律神経の調整が必要不可欠なのです。
当院では、全身調整の鍼で自律神経を正常な状態にし症状の改善を行います。
同時に神経と関わりの強い背骨を整える矯正も行うことで根本的な原因にもアプローチできます。
ピラティスも並行して指導いたしますので良い状態をキープすることにもつながってきます。