偏頭痛(片頭痛)
- 拍動性のズキズキした痛み
- 気圧の変化で悪化する
- 身体を動かすと悪化する
- 頭痛がひどいと吐き気がする
- 光や音に敏感になる
- 薬を飲むと良くなる
- 暗所で安静にしていると楽になる
偏頭痛(片頭痛)とは?
原因がはっきりとわかってはいませんが、様々な説があります。
女性に多く男性の2~3倍多く見られることからホルモンの関係も考えられています。
今回は様々な説の中から有力とされる1例を説明していきます。
拍動性の痛みが出たり、体を動かすと痛みが強くなったり、気圧の変化で症状が強くなることから、脳の視床下部が関係していると考えられています。
視床下部は、自律神経の中枢であり、ヒトの内部環境を一定に保つために体温や血圧、心拍数を司っており、さらに本能行動や情動行動に関与しているのです。
この部位の微弱な電気信号や脳内物質が何らかの理由で変化が起こると、神経に炎症が起きたり神経を取り巻く血管が拡張することで神経を圧迫することで痛みを生じさせる可能があると言われています。
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偏頭痛(片頭痛)の誘因
・ストレス
・睡眠障害
・月経
・激しい光や匂い、騒音
・気圧の変化
・アルコール
基本的には、自律神経の乱れに関与するものが多いです。
視床下部が自律神経を司る部分なので自律神経が乱れることで血圧に変化が起き結果的に症状が現れている可能性が示唆されています。
さらに、ホルモンのバランスが崩れると自律神経がホルモンの分泌を調整するため、自律神経が頑張りすぎてバランスが崩れ負担がかかる原因にもなります。
治療方法
一般的には、刺激が少ない暗所での安静が効果的とされています。
また、鎮痛剤などを使用することで収まる方も多いようです。
ただ、薬での治療は対症療法であり、根本的な治療方法ではありません。
当院での治療は、まず鍼灸治療で自律神経を調整していきます。
先述したように体温や血圧、心拍数などは自律神経が司っており、その自律神経の大本は視床下部です。
その為、自律神経を調節することで間接的に中枢を調整することに繋がるのです。
次に、骨格矯正を行います。
背骨のそばを自律神経が走っています。
その為、背骨の歪みにより自律神経にストレスがかかり負担がかかる要因になるので、歪みの矯正を行います。
最後に、ピラティス(運動療法)を行います。
ピラティスにより、体幹部分を鍛えたり関節の正常な使い方、正しい呼吸を覚えることで、良い姿勢での生活が身に付き、背骨の歪みや自律神経を正常な状態に保つことに繋がります。
偏頭痛(片頭痛)でお困りで、薬以外での治療を行ってみたい方はまずご連絡ください。