むずむず脚症候群
- 脚の不快感がでる
- 夕方や夜につらくなる
- 何もしていないときにつらくなる
- 動かすと楽になる
むずむず脚症候群とは?
むずむず脚症候群は、別名「レストレスレッグス症候群」や「下肢静止不能症候群」とも呼ばれています。
夕方から夜にかけて、下肢に「むずむずする」「ピリピリする」「不快感がある」などという症状が出現するものです。
夜に寝ようとベッドに入ったときや、乗り物や映画館などでじっとしているときに症状が出やすいです。
中年以降に出現しやすく、女性の方が男性に比べ1.5倍ほど多いと言われています。
症状
・脚の不快感がでる
足のほてりやかゆみ、痛みなど人によって表現は異なりますが、様々な不快感が生じます。
・夕方から夜にかけて現れる
多くは夜に出現し、睡眠の妨げになることがあります。
・何もしていないときに現れる
同じ姿勢を続けていることで症状が出てきます。
座っていても寝ていても出現します。
・動かすことで症状が楽になる
脚に刺激を入れることで症状が軽減します。
歩いたり、跳ねたり、叩いたりどのような刺激でも効果が出ます。
当院でのアプローチ
一般的な治療方法としては、鉄分をとったりパーキンソン病の方に使用する薬を用います。
原因は、完全にわかっているわけではありませんが、ドーパミンの不足によるものと考えられているからです。
ドーパミンの合成に鉄が必要なため、鉄分の不足も原因となります。
当院では薬剤の服用は出来ないので、ドーパミンを出すことによるアプローチを行っていきます。
ドーパミンを増やすためには、運動が有効といわれています。
特に有酸素運動が効果的で、呼吸をしっかりと行うことで血液循環や自律神経を調整してくれます。
ピラティスでは、呼吸を正常化する働きがあるので、自律神経を正常化させ、脳の機能を正してくれます。その為、ドーパミンが多く分泌されるようになります。