コルセットで『筋力が落ちる』はホント?
2023年06月3日

コルセットの目的は?
コルセットの目的としては、体幹部に巻くことでお腹の圧を高め、背骨を安定させることにあります。
そのため、背骨を安定させる筋肉のサポートをしてくれるので、痛みが強い場合や筋肉が少ない場合に効果的です。
本来は、人間の体にもインナーマッスルという自然に備わっているコルセットがありますが、痛みが出やすい人は弱っている証拠かもしれません。
コルセットがあると筋肉を使わなくなる?
研究では、コルセットをしていても大きく筋力が落ちることは少ないと言われています。
筋肉はどの動作を行うときにも体幹部分の筋肉が発端となって動き出します。
そのため、腕や足を使うときには気づかぬうちに力が入っているものなのです。
ただ、筋肉には使い方を忘れてしまう、間違った使い方をするということが起こります。
スポーツでも反復して行うことで動作がスムーズに行えるように、日常生活動作や姿勢でも筋肉の訓練が必要になるのです。
筋肉はあるのに姿勢が悪いという人は使い方の問題が大きいのです。
コルセットはどのように使うべきか?
筋肉や靭帯を痛めていて動かすことにより強い痛みが出るような場合は使用した方が良いです。
出産後も筋力が落ちているので不安定な状態になりやすく、筋力がある程度正常な状態になるまではコルセットを使用することをおススメします。
逆に、コルセットをしていてもしていなくても変わらないまたは痛みはないけどなんとなく使用している方は外した方が良いかもしれません。
関節の可動域が下がってしまったり、血流が阻害されることも考えられるので外しても問題なさそうであれば外して運動をすることをおススメします。

どうやって鍛えればよいの?
インナーマッスル(関節の安定筋)はジムのような器具を使ってもなかなか鍛えられません。
基本的には道具は必要としません。
当院ではピラティスという、以前からリハビリとして使われている運動療法を取り入れた施術を行っています。
そのため、治療も運動も行い身体の不調を改善しながら姿勢や使い方を根本的に改善していくことができます。
そのため、症状改善に加えて姿勢改善や、運動習慣を身に付けたい方は西葛西ソレイユ整体院にご相談ください。
