仙腸関節障害

- 長時間座っていると腰が痛くなる
- お尻から足にかけてしびれがある
- 歩くことで痛みが出る
- 股関節に痛みがある
- 寝るときに痛みがある
仙腸関節とは?
仙腸関節とは、仙骨と腸骨と呼ばれる骨とそれらを固定する筋肉・靭帯から構成される関節です。
体幹の土台となる関節であり、関節と呼ばれながらも3~5㎜程度しか可動しません。
年齢と共に関節自体や周囲の靭帯、筋肉の緊張により仙腸関節の可動はどんどん少なくなります。
また逆に女性では月経や妊娠、出産などの影響で仙腸関節が緩くなりやすく不安定な状態になりやすいです。

仙腸関節障害とは?
骨盤を構成する仙骨と腸骨と呼ばれる骨により構成される関節、またはその関節周りの靭帯に負担がかかることにより生じる疾患です。
骨盤周囲の疾患のため、出産後の女性に多く発生しやすい傾向にあります。
また、性別関係なく全体として仙腸関節や周囲の靭帯が固まってくる、30~50代の発生も多くなります。
仙腸関節障害の原因
・長時間の座位(デスクワーク、運転など)
・長時間の歩行
・足を組むなどの骨盤が捻じれる動き
・関節の緩み(月経、妊娠、出産など)
・関節の硬さ(加齢による関節の拘縮)
・繰り返しの運動(ランニングやウォーキングなど)

仙腸関節障害の症状
〇痛みやしびれ
・骨盤を中心とした鋭い痛み
・鼠経部(股関節の付け根)の痛み
・臀部(お尻)~あしにかけての痛み・しびれ
〇動作の制限
・長い時間椅子に座れない
・仰向けに寝れない
・痛いほうを下にして寝れない
〇特定の動作で痛む
・階段の昇り降り
・立ち上がりで痛む
・歩行開始時に痛みがあるが徐々に楽になる

◎仙腸関節障害と似た症状の疾患
当院でのアプローチ方法
当院では、鍼灸・整体・ピラティスで施術します。
鍼には消炎鎮痛効果があり、痛みが感じやすくなっている組織に直接アプローチすることが可能なため、とても効果的です。
さらに整体で歪みを整え、骨盤への負担を減らしていきます。
ピラティスは、弱っている筋肉の強化や身体の使い方を正す働きがあるので正常な身体の使い方に導くことで負担を軽減し、痛みの改善・再発の防止に関与します。
